カンニング300人が関与 韓国 入試不正底なし 12月6日 朝日 「あすの試験で携帯電話を使う大規模なカンニングが行われる」。発覚の発 端は、光州市の受験生が試験前日の11月16日夕、警察にかけた一本の告発 電話だつた。警察は試験後ただちに捜査に着手。主犯格の高3受験生2人を聴 取したところ、市内6高校の140人が加わつた前代未聞の「カンニング組織」 が明らかになつた。 試験は択一式なので、携帯メールでも簡単に解答を送れる。主犯格の2人は そこに目を付け、受験生20人とチームをつくり、協力者を探した。試験場で 出題を見て解答を送る「選手」と呼ばれる優秀な受駿生39人を確保。それを 外で受信し、最も多い選択肢を「正解」として主犯格らに送る 「中継係」を後輩37人に任せた。最終的に解答を受け取る「顧客受験生」は 37人。1人数十万ウォン(数万円)ずつ払つていた。試験当日、携帯電話の 持ち込みは禁じられでいるが、服の下に隠し持っでいれば監督官の目はごまか せたという光州以外の調査も求める世論を受け、警察は大がかりな捜査に乗り 出した。試験時間帯に送受信されたメール記録の一部を携帯電話会社から提出 せた。数字だけの不審なメールを調べた結果、ソウル、忠清道、全羅道などで 計31グループが同様の不正をしていたことが判明。関係者によると、グルー プ間のつながりはなく数年前から広がつていたようだ。 捜査はなお続いているが、「中継係」を予備校の校長が務めていたケースも 露呈。さらに名門大学生による替え玉受験も6件出ており、5日までの調べで は受験生約250人を含む計300人以上の関与が分かり、うち20人が逮捕 された。 今後の大学選考の日程への影響を心配する声も出始めた。試験の結果は14 日に受験生に通知される予定だが、不正の規模が確定しないため平均点などの 計処理に入れない。各校の合格判定に支障がでる恐れもある。 _________________________________ さすが韓国!IT・家電産業で日本を凌駕するだけのことはある。 その手があったかと残念がる日本人もいたのでは......... _________________________________