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          元気な名古屋 ラーメンも発信 
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 名古屋・栄に来年2月、全国各地の有名ラーメン店を集めたテーマ
パークが登場する。昭和30年代の懐かしい架空のラーメンの町」を
再現し、中部国際空港開港や愛知万博(愛・地球博)を控えた「元気
な名古屋」から新しいラーメン文化を発信する。きしめんやみそ煮込
みが名物の「うどん系文化圏」でどれだけ人気が高まるのか、全国か
ら注目を集めそうだ。
 栄の繁華街に建設中の観覧車付き商業ビル「サンシヤイン栄」(名
古屋市中区錦3丁目)の2階に登場するテーマパークは「名古屋麺屋
横丁」で、広さが約1006平方b、座席数が約200席。
 「横浜カレーミユージアム」(横浜市)「札幌らーめん共和国」
(礼幌市)など、全国各地で飲食店のテーマパークを手掛けるゲーム
メーカー、ナムコが企画。商業ビルを建設しているパチンコ遊技機メ
ーカ、京楽産業(名古屋市)が運営する。初年度は120万人の入場
者を見込む。塩ラーメンが人気の北海道・函館の「ずん・どう」や、
行列の出来る店としで知られ、薫製卵のトッビングを使う「竈新宿本
店」(東京)のほか、横浜や大阪、福岡の有名ラーメン店7店が出店
する。テーマパーク内の中央には路面電車の模型を置き、昭和30年
代の街並みを再現するなど、レトロ感を出す。
 ナムコは「近年頭角をあらわし、今後のラーメン界を背負っていく
店主を集めた。万博や空港利用で集まる観光客も呼ぴ込み、ラーメン
文化を名古屋からリードする」と意気込む。
                          朝日 12/10

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