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        掘削の足場 サンゴ壊す  辺野古沖 
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 傷は台船を固定するため支柱を海底に沈めた際につけられたもので、
ほかにも台船を固定する際、施設局のダイバーがサンゴの上を踏み荒
らしている跡も見られます。台船が設置されている場所は、リーフ
(サンゴ礁の浅瀬)の切れ目にあたり、ハマサンゴやエダサンゴ類が
広く生息しています。四本の支柱のうち一力所では、約六メートルの
がけに沿ってサンゴが削り取られ、破片は足場の上や周辺に散らばっ
ていました。
 施設局は作業計画の中で、サンゴヘの影響は「おおむねなし」とし
ています。これにたいし辺野古住民らでつくる命を守る会の金城祐治
代表は「サンゴ礁の海を傷つけることは、人間で言えば心臓をクギで
刺すようなもの。自然破壊のボーリング調査は即時中止すべきだ」と
怒りを語っています。               赤旗 11/24

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